【本日のレッスン風景】幼少期に書く時間をとることの大切さ

教室

早くも12月2回目の木曜日レッスン。

もう12月も半ばに差しかかるとは本当に早いですね。

今月の課題「朝日」を書いていた小学3年生の女の子。

「朝」はどこをどうするともっと良くなるかなと聞いてみると、見事にポイントをしっかりと分かっていました!

美しい字を見る力がついて、各々の字のポイントが分かっていればここからはそれを手に伝えていくのみ。

頭では分かっていても思うように書けない…そんな方は多いと思いますが、幼少期からお手本を見て頭で考えそれを手に伝達していくという特訓をしていた子は、手指に字を書く筋力がついてくれば自ずと美しい字が書けるようになっていきます。

そこに到達するにはどうしたら良いのか…?

それは正直、日々の地道な練習しかありません。

もちろんある程度大きくなってからでも要所要所のポイントをおさえて短時間で上達することは可能です。

でも、幼少期にしっかりと書く時間をとることで自然と美しい字のイメージが脳に焼きつき、正しく動かしていた手指の使い方は身体が覚えてくれています。

このことは、美しい字が書けるようになることはもちろん、学習意欲の向上につながったり脳が活性化されたり集中力がついたり…字がきれいになること以外にも本当にたくさんの恩恵があるのです。

タブレット学習が進んでいる現代ではなかなか身につけることが難しくなってきている力。

書道(習字)は非効率で不便利、そんな印象を抱く大人も多いかもしれません。

でも、幼少期にこの力を身につけることの大切さはきっと再度見直される時がくると思っています。

ただこれはあくまでもお子さまがその時間を楽しんでいるということが大前提。

教室でのその時間が少しでも楽しいものになるよう、今後も精進していきたいと思っています^^

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