習字に限らず、お子さまに習い事をさせたいと思った時に必ずと言っていいほど思い浮かぶ疑問ですよね。
何事にも適齢期があり、早ければ早いほど良いというものではありません。
習字に関しては、私が思うお子さまの適齢期は下記です。(もちろんこの時期を過ぎると遅過ぎるということではありません)
①えんぴつを持てるくらいの手指の筋力がついている
②ある程度ひらがなを読むことができる
③文字に興味を持ち始めている
④数十分座って書いていられるくらいの集中力がついてきている
1つ1つ説明していきましょう。
①えんぴつを持てるくらいの手指の筋力がついている
乳幼児期、子どもはスプーンやフォークをこのように上から持っていますよね。
この時期はまだ手指の筋力が十分に発達していないため、無理に普通の太さのえんぴつを持たせることは逆効果になります。
この時期は筆記具を持たせることよりも、手指を使った遊びをたくさんさせてあげることに注力していきましょう。
自然とこのようにスプーンやフォークを正しく持てるようになっていきます。
そして太いクレヨンなどでなぐり書きをしたり、線やぐるぐるが書けるようになってきたら太めの三角えんぴつなどを持たせてあげましょう。
②ひらがなを読むことができる
ひらがなを読めるようになっていなくてももちろん字の練習をすることは可能ですが、その場合は字を”記号”として認識し、なんとなくそれを真似して書いているという状態になります。
もちろんその練習をしていきながら読めるようにもなっていくことはありますが、読めた方がお子さま自身も楽しく字を書いていくことができると思います。
お風呂にあいうえおポスターを貼ったり、好きな絵本や積み木で遊ぶようにひらがなを身につけていくなどおうちでも工夫して学んでいってみましょう。
③文字に興味を持ち始めている
ひらがなが少し読めるようになってくると、自然と自分でも書きたくなるお子さまは多いと思います。
保育園や幼稚園でもお手紙交換が流行り始めたりしますよね。
自分も字が書けるようになりたい!そうお子さまが思った時が1番の始めどきです。
お子さまが字に興味を持ち始めるタイミングを見逃さないよう、しっかりと観察をしてみてください。
④数十分座って書いていられるくらいの集中力がついてきている
これは教室でも鍛えていくことはできますが、ある程度できるくらいの年齢になっているとよりスムーズにレッスンをスタートすることができます。
ただ当教室では、まだ座っていることができないお子さまでも集中力をたもっていけるよう様々な工夫をこらしてお子さま1人1人の状態を観察しながらレッスンを進めてまいりますので、はじめは難しいお子さまでも忍耐強く見守っていただければと思います。
以上私が思う習字を始める適齢期についてでした。
ご参考になれば幸いです^^
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