数ヶ月前から月に一度、息子のお友だちと息子にプラベートレッスンをしています。
お習字やりたい!と言ってくれ、まだ年長さんなのに一生懸命練習してくれてとても微笑ましい時間^^
そんな中、先日親御さんから嬉しい言葉をいただきました。
「お習字のレッスンをしてもらうようになってから、なんだか普段の字がきれいになってきたの!よく見て書くというクセがついてきたみたいで」と。
書道を習っている子はごく自然にやっているこの”お手本をよく見て書く”という行為。
実は意外にも書道を習っていない子にとっては驚きの行為なのです。
昔なかなか個性的な字を書く友人に(ごめんね 笑)、「え?字の形を見て書く?ってどういうこと?!」と聞かれて衝撃を受けたことを思い出しました。
そうか、自分がなんの疑問も持たずに自然とやっていたこの行為は、書道をやってこなかった人にとっては未知の行動だったのだと…!
なにも、お手本の字をそっくりそのまま同じように書けることがすべてではありません。
同じように書くことがゴールではなく、美しい形を頭にインプットし、自分の字はそれと比べてどこをどうすればより美しくなるのかを分析していく。
そしてまた手を動かして書いてみる。
この過程が、字を書くということだけではなく、子どもたちが成長してく上で大事な大事な要素になると思うのです。
子どもたちが大人になる頃、恐らく今以上に手を使って書く機会はなくなっているでしょう。
しかし、美しいものを美しいと思う感性はこの先もきっと変わらないと思います。
手書きの文字がより希少なものとなるであろう将来、フォント文字の中に突如美しい手書きの文字が現れたら、もうそれは間違いなくその子の武器となるはずです。
今の子どもたちは本当に忙しいですが、とにかく書くことが楽しい!と思ってくれる子、それが自分の特技の1つだと思えるような子がこの教室を通して1人でも増えたらいいなぁと思っています^^
手ぶらで通える!東急東横線田園調布駅からすぐ!〜大田区・目黒区・世田谷区から通いやすい書道(習字)教室〜
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