お子さまのノートや答案用紙を見て、どうしてこんなに字が雑なの〜!と頭を悩ませる親御さんは多いと思います。
子どもが字を雑に書く理由としては大きく2つ考えられます。
①面倒、さっさと終わらせたい
これは宿題をやっている時などに特に多いのではないでしょうか。
解決策:丁寧に書かなくてはいけない理由をきちんと伝える
根気のいることではありますが、これを何度も繰り返し続けていくことが大切になります。
「他の人がきちんと読めるように丁寧に書こうね」
「字が雑で読めないと、答えが合っていてもテストでバツにされてしまうことがあるよ」
「大事なメモをとっても、あとから自分でも何を書いたか分からなくなって困ってしまうよ」
なぜ丁寧に書くことが必要なのかを明確に伝えてあげましょう。
これは親御さんが言うとどうしても「もう分かってるようるさいなー!」となってしまうと思うので、教室でもこまめに伝え続けていこうと思っています。
②持ち方が悪いために手が疲れてしまう
2つ目の理由は、たくさんの量をノートにとっているときなどに多いかと思います。
解決策:正しい持ち方、少なくとも疲れない持ち方を身につける
えんぴつの持ち方に特に多いのが、人差し指にぎゅーっと力を入れてしまう持ち方や、親指と人差し指が重なってしまうような持ち方。
この持ち方でずっと書いていると指が痛くなったり手が疲れてきてしまいます。
そのため、もう書くのが嫌だ〜となってしまうのです。
正しい持ち方でえんぴつを持っていなくても字は書けますし、ある程度上手に書ける子もいます。
しかし、書いているうちに手や指が疲れてしまっては勉強嫌いのきっかけにもなってしまいますよね。
当教室では、えんぴつの正しい持ち方を習得するためにまずはおはしの練習から始めます。
ゲーム感覚でお箸の練習をすることでレッスン中の集中力も保つことができ、お箸もえんぴつも持てるようになり一石二鳥です。
正しい持ち方=疲れない持ち方
今は手指の筋力が弱いお子さまも多いためすぐに直すことはなかなか難しいですが、少しずつ疲れない持ち方を身につけていきましょう。
お子さまがどんな理由で書くのが雑になっているのかな?ということにも注目して見てあげてください。
※他に、頭で考えてることがフル回転で書く速さに追いつかないということもあります。(特に男の子に多いと言われています)
その場合は、せっかくフル回転しているのを止めてしまうのではなく、丁寧に書く必要がある時は丁寧に書こうということをタイミングをみて伝えてあげてほしいと思います。
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